The Theatre

Apple Watchのある暮らし 第0回

スマートウォッチの未来を切り開いたApple Watch.

最近では街を歩いている時や電車に乗っている時など,Apple Watchを着用している人を見かけることが多くなりました.しかしiPhoneやiPadのヒットに比べれば,Apple Watchはまだまだマイナーな製品です.その理由の一つはApple Watchが具体的にどう役に立つのかイメージしづらいということがあるでしょう.iPhoneやiPadなら「こんなに綺麗な写真が撮れる」「Apple Pencilで絵が描ける」など具体的なイメージがあるので.「欲しい!!」となります.
一方,Apple Watchは名前の通りWatch,つまり腕時計です.今まで,腕時計といえば基本的には時間を確認するためだけのものでした.強いて他の機能を挙げるとすれば,ストップウォッチやタイマー機能がついているものもある,ということくらいでしょう.なので,Apple Watch=腕時計と考えると「今の普通の時計のままで十分じゃん」と考えてしまいます.

それはとてももったいないことです.Apple Watchは名前こそ腕時計ですが,腕時計サイズの身につけられるコンピューターと言った方が良いでしょう.そして私達は腕時計サイズのコンピューターというものを体験したことがありませんでした.言ってみれば,やったことがないからどんな感じかわからないという感覚に近いです.せっかく未来のコンピューターの形が実現したのだから,体験しないのはもったいないです.体験してみて初めて分かることというのもあります.

私はApple Watchを2016年の9月に初めて購入しました.Apple Watch Series 2 ステンレススチール 38mmというモデルです.それから約2年半,1日たりとも欠かさずに愛用しています,そこで感じたのはApple Watchは劇的に生活を変えるアイテムではない.けれど,有れば僕らの生活をそっと支えてくれる.ということです.

このApple Watchのある暮らしという連載では,その経験をもとに従来の腕時計ではできなかった,Apple Watchならではのワクワクする使い方を紹介していきたいと思います.
「欲しいんだけど自分に必要かわからない」,「買ったは良いけど活用できていない」といった悩みを解決できるヒントになれば嬉しいです.もし,それで「やっぱり自分にはいらないな」となってももちろん構いません.何を大切に考えるか,ライフスタイルは人それぞれですし,いらないという判断をするための参考になったのなら,それはそれでお役に立てて嬉しいものです.

Apple Watchのある少し便利で少し未来な生活に興味がある方は,ぜひ今後の投稿を読んでみてください.

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