Apple Watchのある暮らし 第2回 マインドフルネス

Apple Watchのある暮らし 第2回 マインドフルネス

近年はメンタルヘルスの研究も進歩してきて,心に平静を保つ方法が考案されてきました.今回はApple Watchがメンタルヘルスにも良い影響を与えてくれるという話です.

マインドフルネス

マインドフルネスという言葉が最近流行しています.日本語に訳されるとしたら瞑想.
こう聞くと怪しく聞こえてしまうかもしれないですが,GoogleやAppleといった名だたる企業でもマインドフルネスは導入が進んでいます.

様々なことが目まぐるしく変わる今の世の中で,1つのことに没頭することは以前より難しくなっています.
こういった状況は「あれはやったから,次はこれをやって」というように私たちの意識を過去と未来に振り回します.そうして段々意識が散らばっていき,目の前のタスクが疎かになり生産性が落ちてしまうという悪循環に陥りがち.
その悪循環を防ぐためにに意識を向けること,それがマインドフルネスです.
ストレスマネジメント,自己認識などにもいい影響を与えることが心理学の研究で明らかになっているそう.

マインドフルネスと一言で言っても,様々な方法があります.その中で一番手軽と言われているのが呼吸に意識を向けること.深呼吸をして,その時に「吸って,吐いて」ということだけに意識を集中させます.やってみるとわかりますが,気がつくと意識が逸れて関係のないことを考え始めたりします.意識が逸れたなと思ったら,また呼吸に意識を集中させます.ただただ「吸って,吐いて」ということだけに意識を集中させるのです.こうして集中力を鍛えます.
さらに現代人は実は普段の呼吸が浅くがなっているそうです.呼吸は私たちの最も基本的な活動です.私たちの体は酸素を取り込んで動いているので,酸素が足りなくなればボーッとしたり集中力が落ちてしまいます.生産性ダウンです.深く呼吸をすることで体に酸素が行き渡り,リフレッシュ効果も得られます.こうしたことから呼吸がかなり注目され始めました.

マインドフルネス×Apple Watch

そうしたマインドフルネスをする時にApple Watchが役に立ちます.Apple Watchにはズバリ呼吸という名前のアプリが始めからインストールされています.

このアプリはマインドフルネス用に呼吸を行うためのアプリです.使い方もめちゃくちゃ簡単.

  1. アプリを起動する
  2. マインドフルネスを行う時間を設定する(1~5分)
  3. 呼吸をする

実際に使ってみるとこんな感じです.使ってる最中は呼吸をするタイミングに合わせて,Apple Watchが手首を叩いてくれます.

アプリを起動,青い花びらが重なったような可愛いアイコンが呼吸アプリのアイコン
デジタルクラウンを回すと,何分間マインドフルネスを行うか調整できます.
落ち着いて,意識を呼吸に集中させましょう.
よくできました!
終わると今日行ったマインドフルネスの合計時間と心拍数が表氏されます.

iPhoneアプリ

iPhoneのアプリからは細かい設定も可能です.

リマインダーの設定や1分間に何回呼吸するかを設定可能.
私は1分間に5回の設定にしています.
1分間に4-10回の幅で設定可能
ヘルスケアアプリでは履歴も参照できます.

マインドフルネス×Apple Watchのいいところ

  • 呼吸のリズムを整えてくれる
  • リマインドをしてくれる
  • 記録を残してくれる

まとめ

健康管理が売りのApple Watch.身体的なサポートだけでなく,精神的なサポートも行ってくれます.健康管理のパーソナルアシスタントです.

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